「LINE公式アカウントってどんなメリットがあるの?」
「自社に必要なツールなのか知りたい!」
「導入を検討しているけどデメリットはある?」
今回は、LINE公式アカウントのメリットとデメリットをご紹介していきます。
LINE公式アカウントを始めようとしている方は、ぜひ参考にしてみてください。
LINE公式アカウントのメリット7つ
LINE公式アカウントのメリットは以下7つです。
・登録の手間がかからない
・集客機能が充実している
・顧客とのコミュニケーションを強化できる
・タイムリーに発信できる
・開封率が高い
・無料から始められる
それぞれについて解説していきますね。
メリット① ユーザー数が多い
LINEは国内では最もリーチ力の高い媒体です。2022年3月末時点で、月間9,300万人が利用しています。
性別・年齢・居住地を問わず、幅広い人が利用しているため、LINEを活用すれば、あらゆる属性の人にアプローチができるでしょう。
メリット② 友だち追加の手間がかからない
LINE公式アカウントを友だち追加するのは簡単です。QRコードを読み取ると、すぐに友だちになれますよ。
友だち追加の方法はさまざまですが、QRコードやURLがよく使われます。
ユーザーにとって登録の簡易さは重要です。メールアドレスなどの情報入力が必要だと面倒に感じてしまいますよね。手間がかからないため、気軽に登録できます。
メリット③ 集客機能が充実している
LINE公式アカウントには、集客機能が付いています。
たとえば以下のような機能が付いていますよ。
・クーポン
・ショプカード
クーポンを友だち追加のプレゼントとして活用する方法もおすすめです。「〇〇%オフ」「〇〇円引き」などに設定すると良いですね。
業種によっては、無料コンテンツを配布するところもあります。
自社のユーザーが喜んでくれそうな特典を考えて、配布していきましょう。
メリット④ 顧客とのコミュニケーションを強化できる
LINE公式アカウントには、ユーザーとやりとりをするチャット機能が付いています。
ユーザーと1対1のやりとりができれば、コミュニケーションが強化されますよね。問い合わせに個別に対応することで信頼関係が構築できるでしょう。
ファン化が実現できれば、お店の売上向上にもつながります。
メリット⑤ タイムリーに発信できる
LINE公式アカウントを使うと、情報をタイムリーに発信できます。
LINEをアクティブに活用するユーザーは多く、通知が来たらすぐに確認する人もめずらしくありません。LINE公式アカウントでメッセージを配信すると、友だち登録をしているユーザーのトーク画面に表示されますのでタイムリーに情報の受け渡しが可能です。
メッセージは、テキストと合わせて画像や動画を組み合わせることもできますよ。
メリット⑥ 開封率が高い
LINE配信の開封率は、他の施策と比べて高いです。
LINEは60%、メールマガジンは20%くらいといわれているため、およそ3倍の差があります。他の施策に比べて開封率は高いですが、より多くの人に見てもらうための工夫も必要です。
具体的には、タイトルを工夫すると良いですよ。せっかく良い内容であってもタイトルで離脱されるのはもったいないです。
「読みたい!」と思わせるようなタイトルをつけて、多くのユーザーにメッセージを受けとってもらいましょう。
メリット⑦ 無料から始められる
LINE公式アカウントは低コストで幅広い機能が使えます。無料で始められるのが嬉しいですね。
ただ、メッセージの配信数に応じて料金プランが変わります。
チャットや応答メッセージは配信数カウントの対象外ですが、1,000通以上メッセージを配信するのであれば、有料プランへの移行を検討すると良いでしょう。
LINE公式アカウントのデメリット4つ
LINE公式アカウントのデメリットは以下4つです。
・顧客対応は手動・自動のどちらかしか選べない
・友だちから反応がないと個別にチャットができない
・ブロックされやすい
それぞれについて解説していきますね。
デメリット① 友だち登録のハードルがある
友だち登録をする手間はかかりませんが「どんなアカウントでも登録します」という人はいないのではないでしょうか。
なかには「宣伝のメッセージが来るのが嫌だ」「個人情報が漏れてしまうのでは?」と感じる人もいらっしゃるでしょう。
お店側は、こうしたユーザーのネガティブな気持ちを払拭するほどのメリットを提示する必要があります。
デメリット② 顧客対応は手動・自動のどちらかしか選べない
先述したように、LINE公式アカウントにはユーザーとやりとりができる機能があります。手動タイプと自動タイプがありますが、どちらかしか選ぶことができません。
手動であればユーザーと密にコミュニケーションが取れる分、工数が膨大になってしまいます。少人数でお店を回している場合、仕事をしながら問い合わせにひとつひとつ対応するのは難しいでしょう。
自動であれば工数が削減できますが、キーワードが完全に一致していないと反応しません。どちらも使いたい方は、有料の拡張システムを導入すると良いでしょう。
デメリット③ 友だちから反応がないと個別にチャットができない
LINE公式アカウントは、何かしらの反応をしてくれたユーザーにだけチャットができます。
つまり、個別でチャットをするには、友だち追加をしてくれた人にメッセージを送ってもらうか、スタンプを送ってもらわなければいけません。
行動を促すために、あいさつメッセージでメッセージやスタンプの送付をお願いすると良いですよ。
反応してくれた方にプレゼントを用意しておくのもおすすめです。プレゼントを用意したら、あいさつメッセージで「反応していただいたらこういうプレゼントがあります」というような案内をしましょう。
デメリット④ ブロックされやすい
LINE公式アカウントは、さまざまなユーザーにアプローチできます。メリットではありますが、潜在層も多いため、ブロック率も高いです。
ブロック率は、平均して20~30%くらいといわれています。基本的にそこまで数字を気にしなくても良いですが、30%以上ある場合はやり方を見直しましょう。
たとえば配信の内容を見直して、長文であれば短文にしたり、画像や動画を入れ込んでわかりやすくしたりすると良いですよ。
配信先を絞り込むセグメント配信を活用するのも効果的です。
ただ、セグメント配信をするには友だちが100人以上必要なので、友だち集めにも注力していきましょう。
LINE公式アカウントを活用してユーザーにアプローチしよう
今回は、LINE公式アカウントのメリットとデメリットをご紹介しました。LINE公式アカウントは低コストで効果的な集客をすることができます。
PDCAを回す必要がありますが、デメリットを対策することもできますよ。
本記事をLINE公式アカウントの導入を検討する参考にしていただけますと幸いです。