Instagramには通常の個人アカウントだけではなく「ビジネスアカウント」があるのはご存知でしょうか。
ビジネスアカウントには個人アカウントでは使用できない機能が備わっており、企業公式アカウントとして運用するならばビジネスアカウントの利用は必須ですよ。
この記事では、Instagramのビジネスアカウントの費用、メリット、さらに開設する方法などについてわかりやすく紹介していきます。
Instagramのビジネスアカウントとは？
Instagramの「ビジネスアカウント」とは、Instagramのアカウントを運用する際に役立つ機能を使えるビジネス向けのアカウントです。
例えば「インサイト」という機能を利用してどの投稿が多くのユーザーに見られているかなど分析ができたり、Instagramに広告を出稿することなどができます。
Instagramのビジネスアカウントを開設する費用
Instagramのビジネスアカウントは、初期費用や運用していく上での維持費などもかからないため、無料で手軽に始められます。また、業種や会社の規模に関係なく誰でも開設することができます。
Instagramのビジネスアカウントを開設するメリット
ビジネスアカウントにするメリットには以下のようなものがあります。
無料で開設・運用できる
まず、上記でもお伝えしましたが、Instagramのビジネスアカウントは初期費用はもちろん、「ショッピング機能」や「分析ツール」などのビジネスツールもすべて無料で利用できます。
ビジネスプロフィール・アクションボタンを設置できる
2つ目のメリットは、「ビジネスプロフィール」を利用できることです。個人アカウントですと、名前と自己紹介の記載のみになりますが、ビジネスアカウントではWEBサイトのURLや住所等を記載することができます。また、Instagramのビジネスアカウントでは、アクションボタンも設置できます。
アクションボタンとは、プロフィールページに設置できる「注文」や「予約」などのボタンで、特に店舗型ビジネスのアカウントにおすすめです。プロフィール上にボタンが表示され、直接連絡をタップするだけでできるようになるため、予約や問い合わせの増加につながります。
広告を出稿できる
続いてのメリットは、過去に投稿したコンテンツを広告としてInstagram上で簡単に出稿ができる点です。広告の掲載はもちろん有料ですが、少額から利用できますのでまずはお試しから始めてみるのもありですよ。
分析ツールで効果測定を行える「インサイト」
ビジネスアカウントには「インサイト機能」があり、投稿の効果測定が簡単に行えます。
「アクティビティ」でいいね！やコメントなどのリアクション数を見たり、「オーディエンス」で投稿を見たユーザーの年齢・性別・住んでいる地域などを集計したりと、さまざまなデータから投稿の分析をすることができます。
Instagramのショッピング機能も利用可能
最後に紹介するメリットはInstagramのショッピング機能「Shop Now（ショップナウ）」です。
「Shop Now」とは、投稿に写った商品に商品名と価格が記載されたショッピングタグを付与できる機能のことです。ショッピングタグにはECサイトのリンクを埋め込むことができるため、商品に興味を持ったユーザーがワンタップで商品ページへ遷移してそのまま購入を行うことができます。
ビジネスアカウントを利用する以外にも利用条件はありますが、大変魅力的な機能ですので有形の商品を販売している企業であれば是非、活用してみてください。
Instagramのビジネスアカウントを開設する方法
ビジネスアカウントがどういうものなのか分かったところで、続いてはビジネスアカウントの開設方法をご紹介します。
実はビジネスアカウントの開設ってビックリするくらいとても簡単なんです。既存のアカウントを使う方は、手順②の「ビジネスアカウントへ切り替える」から始めましょう。
手順①：アカウントを登録する
まずは個人アカウントと同様にInstagramのアカウントを開設します。ログインやお知らせメールを受信するために電話番号かメールアドレスの登録をします。もしビジネス専用の電話番号・メールアドレスがあればそちらを登録しましょう。
登録した電話番号、もしくはメールアドレスに認証コードが届きますので、認証コードを入力し、アカウント名・パスワードを設定します。アカウント名は企業名やサービス名などパッと見てわかりやすいものにしましょう。
弊社が運用しているくまきゅーの場合、アカウント名を「くまきゅー：熊本の魅力を全国にPRするWEBメディア」としています。メディア名とどのようなメディアか一目で分かるアカウント名にしています。また、Instagram内で”熊本”と検索した際にアカウントが表示されるように熊本というワードを入れているという意図もあります。
そして、ユーザーネーム（英数字）を登録すればOKです！
ユーザーネームも英数字ですが、タグ付けやメンションに使用されたりするので名前を連想しやすいものにしておきましょう。
手順②：ビジネスアカウントへ切り替える
ここまでは「個人アカウント」になっているままなので、続いて「ビジネスアカウント」へ切り替えましょう。
1.プロフィールページの右上にあるメニューをタップ。
2.メニュー中の「設定」をタップ、次に設定の中の「アカウント」をタップしてください。
3.そして、アカウントオプションの中の「プロアカウントに切り替える」をタップします。
4.次に企業やサービスに合ったカテゴリを選択します。
カテゴリはいつでも変更可能で、プロフィールに表示するか、非表示にするかの設定も可能です。
5.次にプロアカウントを選択します。
プロアカウントには「ビジネスアカウント」と「クリエイターアカウント」の2種類があり、企業で利用する場合は基本的に「ビジネスアカウント」で問題ありません。
※クリエイターアカウントは著名人やインフルエンサー向け
6.最後に連絡先を入力します。
以上でビジネスアカウントへの切り替えは完了です。
手順③プロフィールを設定する
ビジネスアカウントへの切り替えが完了したら、プロフィールを設定していきましょう。
プロフィール写真
企業やブランドのロゴや、キャラクターなどパッと見て分かる画像にしておくとユーザーからも分かりやすいです。どんなビジネスでも、プロフィール画像は必ず設定しましょう。
ウェブサイト
ビジネスプロフィールには、1つだけURLを設定できます。企業やブランド、店舗のホームページや予約ページなど、ユーザーを誘導したいウェブサイトを設定します。
自己紹介文
「どんなお店なのか」「どんなことを発信しているのか」などを分かりやすく書いておきましょう。例えば飲食店なら、お店の場所や営業時間、店休日などユーザーが知りたい情報を記載しておくと良いでしょう。
ハイライト
参照：https://www.instagram.com/uniqlo_jp/
ハイライトは、投稿後24時間を過ぎると見ることができなくなるストーリーズをハイライトとして自分のプロフィール画面に固定することで永続的に見れるようになった機能です。
上記の画像のようにハイライトはプロフィール画面の自己紹介文の下に丸い枠で表示されます。目立つ部分に常時固定できますので、お店や商品情報など上手く掲載することで大変効果的に活用できます。
ハイライトは少しハードルがあがるので、こちらはInstagramに慣れてきてからの設定でも大丈夫です。
Instagramのビジネスアカウント開設まとめ
Instagramの「ビジネスアカウント」の費用や利用するメリット、開設方法などをご紹介しました。
Instagramは、どんなビジネスやサービス内容でも手軽に利用できるため、皆さんまずは登録してみることをおすすめします。 企業やブランドの魅力を伝えられるビジネスアカウントをうまく運用して、ビジネスに効果的な活用を目指しましょう。
