5分で分かるSNS広告の種類と特徴。費用と予算の目安もわかりやすく解説

SNS広告の種類と特徴。費用と予算の目安もわかりやすく解説

「そもそもSNS広告ってどんなもの?」
「媒体ごとの特徴を知りたい!」
「費用や予算はどれくらい?」

今回は、SNS広告ごとの特徴と料金についてご紹介していきます。
この記事を読めば、自社に合った媒体を把握できますよ。
これからSNS広告を始めようと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

SNS広告の特徴

SNS広告の種類と特徴

まずは、SNS広告の特徴を解説していきます。

主なSNS広告は4種類

国内の主なSNS広告は以下4種類です。

・LINE広告
・Facebook広告
・Twitter広告
・Instagram広告

総務省の「令和3年通信利用動向調査の結果」によると、SNSを利用する個人の割合は78.7%でした。年齢層を問わず、多くの人がSNSを利用しています。

参考:総務省「令和3年通信利用動向調査の結果」

SNS広告のメリット

SNS広告のメリットは以下3つです。

・低価格で始められる
・ターゲティング配信が可能
・潜在層にアプローチできる

SNS広告は、低価格で始められるので中小企業にもおすすめです。

特定の人に向けたターゲティング配信もできます。うまく設定すれば、費用対効果を高められるでしょう。

リスティング広告のように、何かのキーワードで検索したときに表示されるわけではないため、潜在層にもアプローチできます。

SNS広告のデメリット

SNS広告のデメリットは以下2つです。

・炎上する可能性がある
・手間と時間がかかる

SNSは拡散力があるため、過激で不快感を与える広告を配信してしまうと、炎上してしまいます。

また、SNS広告は運用型広告です。費用対効果を上げるためには手間と時間がかかります。正確に効果測定を行い、随時PDCAを回さなければいけません。広告制作にも時間を費やします。

SNS広告ごとの特徴

SNS広告ごとの特徴

「SNS広告を検討しているけど、どの媒体がいいのかわからない」という方もいらっしゃると思います。結論からいうと、どの媒体が良いかは、広告を出稿する目的によって変わります。

SNS広告によって、利用者の年齢層や性別、興味関心が異なるため、それぞれの特徴を把握し、自社の目的に合った媒体を選ぶことが大切です。

LINE広告の特徴

LINE広告の特徴は以下のとおりです。

・リーチ力が高い
・拡散力が弱い

国内のLINE月間利用者数は9,200万人(2022年3月末時点)です。母数が多く、年齢層も幅広いため、多くのユーザーにアプローチできます。ターゲット配信で特定の層に絞ったとしても、ターゲット数は比較的多いでしょう。毎日利用する人が多いのも特徴です。

ただ、SNSの中では拡散力が弱いというデメリットがあります。タイムラインでハッシュタグ投稿はできますが、拡散力を重視する方にはおすすめしません。

Facebook広告の特徴

Facebook広告の特徴は以下のとおりです。

・ターゲティングの精度が高い
・10代にリーチしにくい

Facebookは実名制ということもあり、ユーザーはプロフィールの詳細を正確に設定しています。そのため、適切なターゲティング配信が可能ですよ。

ただ、ビジネス目的で利用する社会人の方が多いため、10代にリーチしにくいです。ビジネス層向けの商材・サービスを提供する企業に最適な媒体といえます。

Twitter広告の特徴

Twitter広告の特徴は以下のとおりです。

・拡散力が強い
・炎上リスクが高い

Twitterにはリツイート機能や引用ツイート機能が付いているため、拡散されやすいという特徴があります。ユーザーの反応をすぐに確認できるため、素早く改善することも可能です。

他ユーザーへの拡散やテキストで意見がしやすい分、炎上リスクが高いことも把握しておきましょう。事前にチームで炎上対策を学んでおくと良いですね。

Instagram広告の特徴

Instagram広告の特徴は以下のとおりです。

・女性にリーチしやすい
・拡散力が弱い

Instagramは、コスメやファッションなどの広告に強いといわれており、女性にリーチしやすいです。写真や動画など、ビジュアルメインのコンテンツがマッチします。

ただ、LINE広告と同様、拡散機能が付いていないので拡散力重視の方にはおすすめしません。スルーされないように、広告感を全面に出さない魅力的なコンテンツづくりに取り組みましょう。

SNS広告ごとの費用

SNS広告ごとの費用

SNS広告の費用が媒体によって大きく変わることはありませんが、細かい違いがあります。

基本的には、広告をクリックされたときに費用が発生するクリック課金と動画が1,000回表示されたときに費用が発生するインプレッション課金が主流です。

ここからは、各媒体の費用について解説します。あくまで目安になりますが、SNS広告を検討する際は参考にしてみてください。

LINE広告の費用と予算の目安

LINE広告の費用は以下のとおりです。

・24〜200円(クリック課金)
・400〜650円(インプレッション課金)

月の費用目安は2〜3万円です。

Facebook広告の費用と予算の目安

Facebook広告の費用は以下のとおりです。
課金タイプが豊富で、動画再生時間課金やインストール課金、「いいね!」課金もあります。

・100〜200円(クリック課金)
・400〜650円(インプレッション課金)

月の費用目安は2〜3万円です。

Twitter広告の費用と予算の目安

Twitter広告の費用は以下のとおりです。
課金タイプが豊富で、動画再生時間課金やインストール課金、エンゲージメント課金、フォロー課金もあります。

・24〜200円(クリック課金)
・400〜650円(インプレッション課金)

月の費用目安は2〜3万円です。

Instagram広告の費用と予算の目安

Instagram広告の費用は以下のとおりです。
課金タイプが豊富で、動画再生時間課金やインストール課金もあります。

・40〜200円(クリック課金)
・500〜1,000円(インプレッション課金)

月の費用目安は2〜3万円です。

SNS広告の予算の目安

初めてSNS広告を出稿する方や個人で始める方は、先述したように月数万程度から始めると良いでしょう。

ただ、広告効果を最大限高めたいのであれば、目的や商材によって異なりますが、月10万円〜50万円程度は必要といわれています。

低価格で始められますが、予算が少なすぎると効果を出しにくいため、ある程度の予算が必要です。

SNS広告ごとの特徴を把握し、目的に合った媒体を選ぼう

今回は、SNS広告ごとの特徴と料金についてご紹介しました。

これからSNS広告を始める方は、事前に広告出稿の目的を設定しておきましょう。

自社の目的に合った媒体を選び、ターゲティング配信やクリエイティブなどのPDCAを回していけば高い広告効果を得られるでしょう。

テコハブは「お店と地域のお助けマン」としてホームページ制作やSNS代行運用などのマーケティング支援を行っております。お困りごとがありましたらお気軽にお問い合わせください。

ご相談・お問合せ