6大SNSの特徴とマーケティング施策を簡単解説!自社に合うSNSはどれ?

近年、多くの企業や店舗がSNSアカウント運用やSNS広告を始めるようになりました。

しかし、SNSによって利用しているユーザーや機能的な特徴が全く異なりますので、違いを理解せずにSNSマーケティングを初めてしまうと、思ったような成果が出ない可能性があります。

そこで、Facebook、Twitter、Instagram、LINE、TikTok、YouTubeのそれぞれ特徴や活用方法をしっかりと把握し、自社に合ったSNSを有効に活用しましょう。

Facebook(フェイスブック)

Facebook

Facebookの特徴・ユーザー層

Facebookの大きな特徴は、アカウントを立ち上げる際に、本名、生年月日などの入力、さらに任意ですが多くの利用者が居住地や学歴などの個人情報を登録しています。

また、手軽に繋がれるのがSNSの魅力の一つですが、Facebookは友だち申請後に、相手に承認されなければ繋がることができません。数あるSNSの中でもFacebookは、フォーマルな場として使えるサービスなので、主にビジネスパーソンに使われていることが多いです。

Facebook ユーザー

国内月間アクティブユーザー数 2,600万人
年齢 若年層より30代以降の利用率が高い
男女比 年齢問わず男性の利用率が高い(およそ男性56%:女性44%)
※2019年7月

Facebookでのマーケティング

Facebookは、情報の拡散力はSNSの中ではそれほど大きくありませんので、広く浅くよりも、狭く深くピンポイントのマーケティングが向いているといえるでしょう。

Facebook内にコミュニティを作成して、そこでマーケティングをする方法もオススメです。

Twitter(ツイッター)

Twitter

Twitterの特徴・ユーザー層

Twitterの特徴は、何と言っても「拡散性」の高さでしょう。

リツイート(RT)という機能のおかげて、拡散性は他のSNSより高いといえます。また、片方がフォローしてしまえば他のユーザーとすぐ繋がることができるため、フォロワーが増えやすいことも特徴です。

さらに、Twitterは実名登録の必要がないため、消費者の生の意見をダイレクトに聞けるのも魅力の一つです。

Twitter ユーザー

国内月間アクティブユーザー数 4,500万人
年齢 10代・20代の若年層を中心に利用
男女比 男性の利用率が高い(およそ男性53%:女性47%)
※2017年10月

Twitterでのマーケティング

Twitter特有の拡散性を利用し、プレゼントを使ったのリツイートキャンペーンであれば、ユーザーが積極的に参加してくれます。情報が爆発的に拡散され、短期間でたくさんの人への認知度が高めることができるでしょう。

Instagram(インスタグラム)

Instagram

Instagramの特徴・ユーザー層

Instagramの大きな特徴は、見て楽しめる写真や動画がメインのSNSということです。そのため、他のSNSよりも海外ユーザーとも繋がりやすくコミュニケーションを取りやすくなっています。

また、Instagramでは自分の投稿を多くの人に見てもらったり、好きな投稿を見つけたりするために「#(ハッシュタグ)」をたくさんつける傾向があり、検索を意識した投稿が目立ちます。

Instagram ユーザー

国内月間アクティブユーザー数 3,300万人
年齢 10代~40代を中心に年齢問わず幅広い世代が利用
男女比 年齢問わず女性の利用率が高い(およそ男性44%:女性56%)
※2019年6月

Instagramでのマーケティング

・ブランディング
Instagramは、写真と親和性の高いグルメや観光地、ファッションなどのマーケティングに向いており、企業やお店が持つ「世界観」を発信し、共感してもらうことでファンを獲得することができます。

・インフルエンサーを起用する
Instagramは、Twitterほどの拡散力はありませんが、インスタグラマーというインフルエンサーが存在する部分は共通しています。人気のインスタグラマーを起用することで、そのファンに効率よくリーチすることができます。

Instagramは、どの世代にもバランスよくユーザーがいるため、マーケティングの可能性は無限大ともいえるのではないでしょうか。

LINE(ライン)

LINE

LINEの特徴・ユーザー層

LINEは、1対1のメッセージのやり取りがメインのSNSです。
40代以降にも多く利用されている理由には、ビジネスツールとして確立されているからでしょう。会社員が利用している割合がもっとも多く、ビジネスの場でのコミュニケーションツールとなっています。

LINE ユーザー

国内月間アクティブユーザー数 9,200万人
年齢 年齢問わず多くの方が利用
男女比 ほとんど変わらない(およそ男性49%:女性51%)
※2022年3月

LINEでのマーケティング

1体1でのやりとりがメインとなりますので他のSNSと比べ拡散性はありません。

しかし、LINEのメッセージはメルマガと比べてかなり開封率が高い傾向がありますので、最新情報のお知らせやクーポンの発行などで、リピート集客が期待できます。
また、お客さまから気軽に問い合わせのできるツールとして利用することで、1対1でコミュニケーションを取ることができ、ファン化させることに向いています。

TikTok(ティックトック)

TikTok

TikTokの特徴・ユーザー層

縦型画面・邪魔しない広告設計・受動的な情報収集など、ユーザーのことを考えたデザイン設計をしているのがTikTokの特徴です。
TikTokはTwitterと同等の拡散力を持ち、初心者でも簡単に動画が作成・投稿ができることから、国内では中高生の男女を中心に人気があります。

TikTok ユーザー

国内月間アクティブユーザー数 1,700万人
年齢 10代の利用率が他の年代より圧倒的に高い
男女比 ほとんど変わらない(およそ男性51%:女性49%)
※2021年8月

TikTokでのマーケティング

・インフルエンサーの起用
TikTokのインフルエンサーは特に10代のファンが多く、高校生を中心とした若年層をターゲットとする際には、TikTokを加えたインフルエンサーを起用することで若者にアプローチすることができます。

・広告出稿
TikTokには「起動画面型広告」「タイアップ広告」「インフィード広告」の3種類があります。

YouTube(ユーチューブ)

YouTube

YouTubeの特徴・ユーザー層

YouTubeは動画投稿をメインとしており、パソコンやスマートフォンだけでなく、昨今はテレビでも観ることができます。また、YouTubeは動画の長さを自由に設定できるので、ジャンルも音楽やゲーム実況、スポーツ、子ども向け番組など非常に豊富なSNSです。

最初はチャンネルが成長するまでに時間がかかり、拡散力はあまり期待できないかもしれませんが、チャンネルが伸び始めると急成長するケースが多く、登録者数と比例して拡散力は高くなります。

YouTube ユーザー

国内月間アクティブユーザー数 6,900万人
年齢 年齢問わず幅広い世代が利用し、アクティブユーザー数は40代が最も多い
男女比 ほとんど変わらない(およそ男性51%:女性49%)
※2021年10月

YouTubeでのマーケティング

企業や店舗のチャンネル運用
企業や店舗が公式チャンネルを作り、ユーザーとコミュニケーションをはかる方法で、ブランディングの効果が期待できます。

広告運用
YouTubeでは動画視聴の前後や途中で流れる広告や、おすすめ動画に表示される広告など、いろいろな広告を出稿することができます。

YouTuberとのコラボ
影響力のあるYouTuberに企業や店舗の紹介を依頼し、拡散してもらいます。YouTuberとの相性が良いと、爆発的なヒットが期待できるプロモーションの1つです。

5大SNSの特徴と使い分けまとめ

SNSを使ったマーケティングをするためには、それぞれの特徴や良さを理解した上で、どのSNSが合っているかを考えて選択する必要があるでしょう。

一つ一つの特徴を考えたうえで、広告を打つ必要がありますが、成功すれば大きな集客を生む可能性もあるので、ぜひ挑戦してみてください。

テコハブは「お店と地域のお助けマン」としてホームページ制作やSNS代行運用などのマーケティング支援を行っております。お困りごとがありましたらお気軽にお問い合わせください。

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